経営者になるためのノート
@yutakikuchi_です。 ファストリの柳井さんが2015年に書いた「経営者になるためのノート」という本、オススメです。本の分量自体は短いですが、センテンスとして重たい内容が沢山ある印象です。僕自身も過去に3社なんちゃって経営やってましたが、本当のプロ経営者の考え方・意識を参考にするために読んでみました。(残念ながらkindle版は無く、通常の本として購入が必要です。)下記は大切だと思った、共感した箇所のメモです。
- 序章 : 経営者とは
- 経営は「実行」である
- 経営に必要な4つの力
- 変革する力
- 儲ける力
- チームを作る力
- 理想を追求する力
- 第一章 : 変革する力
- 常識を疑って、常識に捕われない
- 顧客のことだけを見ている会社こそ未来がある
- 自分たちの基準として「世界で一番」の質の高さを目指すこと
- 本物は世界を貫く
- 会社を危険に晒したくないという志向性が会社を危険に晒す可能性が高い
- リスクが無いところに利益は無く、リスクが有るところこそに利益がある
- 第二章 : 儲ける力
- 本当の顧客満足とはお客様がほしいと思っているものを、お客様が想像しない形で提供する
- 第三章 : チームを作る力
- メンバーとは信頼こそが全て
- 「任せて任せず」
- 全てに対して細かい指示を出すのではなく、時には報告を求め本質的に達成すべきものとズレが生じていれば修正する助言や指導を行う
- リーダーが勝ちたいと思うことを強く意識する
- リーダーが挑戦しないところにメンバーの挑戦は無し
- 第四章 : 理想を追求する力
- 会社は使命感が重要であり、経営の戦略や意思決定が使命感によって行われていること。使命感にはずれたことはやらない
- お金を追いかけるとお金に逃げられる。使命感を追いかけるとお金がついてくる
「リスクが無いところに利益は無く、リスクが有るところこそに利益がある」、「リーダーが挑戦しないところにメンバーの挑戦は無し」とか心に刺さりまくりますね。当然利益を追うためにリスクを追うのではなく、リスクを事前に計算して、この範囲であれば対処可能として臨むことが重要ですね。