Subversionでの管理対象外設定について
- 作者: C. Michael Pilato,Ben Collins-Sussman,Brian W. Fitzpatrick,宮本久仁男(監訳),朝枝雅子,浜本階生
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2009/07/27
- メディア: 大型本
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管理対象外設定
Subversion(SVN)でプログラムのソースを管理する時に、管理対象外のファイル/ディレクトリとして設定したい時があります。今日はその設定方法の紹介になります。
svn propset
管理対象外にするためにはsvn propsetというコマンドを使います。propsetにてsvn:ignore属性を設定します。 propsetについて詳しい情報が欲しい場合は$ svn help propsetを実行します。以下にFile/Directoryの両方をSVN管理対象外にする設定を記述します。
Fileに対しての設定
- 文法
- (例) ignoreFileというファイルをカレントDirectoryにおいてSVN管理対象外とする
$ svn propset svn:ignore -F IgnoreFile .
設定確認
設定編集をeditorで行う
設定を消去
help参照
svn prop系コマンドは幾つかあるので、以下のコマンドのhelpを参照するとSVNの管理に対して役立つと思います。(svn propdel、svn propedit、svn propget、svn proplist、svn propset、svn status) 簡単に表としてまとめると次のようになります。
Command 効果 svn propset svnの管理状態を設定する svn propdel svn propsetで設定した管理状態を削除 svn propedit svn propsetで設定した管理状態をeditorで編集 svn propget svn propsetで設定した管理状態の属性を取得 svn proplist svn propsetで設定した管理状態の一覧全てを取得 svn status svnの状態を取得