Y's note

Web技術・プロダクトマネジメント・そして経営について

本ブログの更新を停止しており、今後は下記Noteに記載していきます。
https://note.com/yutakikuchi/

RPAとAIの違い

RPAとAI

@yutakikuchi_です。 - RPA = Robotic Process Automation - AI = Artificial Intelligence

これらの違いは? なるほど、言葉の定義だけでは違いが分からん。

RPAとは狭義の意味では、ルールベースをロジックとした人間の作業を簡易化・もしくは自動化する仕組みで、Webツールなどで提供される。狭義の中では人間の作業が全てルールに落として、それをシステムの機能で再現させることである。RPAの定義では人の簡易的な脳を機械にコピーをしていくため、機械が自ら学ぶような世界観は含まれない。RPAを広義に捉えると簡易的なAIも含めて人間の作業をルール化していく仕組みを示すが、AIとの境界面が明確化されないので、ここでは狭義のRPAについて記載している。狭義のRAPにおいては金融系会社などで人の作業を代わりに対応させる実施、例えば伝票への自動入力等が多く進んでいる。

AIは、過去のデータを利用した様々な判断をするための予測をする仕組みを提供する。人間が予測のロジックを事前に提供することで、データからの読み取れる判断ポイントや特徴については機械が解釈をする。例えば写真の中にどのような物体が写っているかを自動的に判別する場合、RPAのように人間が物体を見たときの判断ポイントの全てをルールとして機械に与えるのではなく、それらを機械が自動的に判断するために過去のデータから解釈をしてく。

簡単なまとめ

  • RPA(Robotic Process Automation) : 人間の作業を機械が解釈可能なルールに落とし、ルールに基づいた作業を機械が自動化するような取り組み。
  • AI(Artificial Intelligence) : 人によってルール化されないポイントも機械が自動的に解釈し、自動的に物事を判断や予測するための仕組み。

参考URL

www.itmedia.co.jp thefinance.jp https://winactor.com/column/819/winactor.com