7万5千円で会社を作ったった【後編】
7万5千円で会社を作ったった【前編】のまとめ
7万5千円で会社を作ったった【前編】 - Yuta.Kikuchiの日記
@yutakikuchi_です。7万5千円で合同会社を作った話の続きをします。後編では設立後の手続きについて触れます。まずは前回のまとめから。
- 印鑑の扱いは注意が必要。個人の印鑑は市役所系で、法人の印鑑の扱いは法務局で登録申請や証明書の発行を行う。
- 印鑑は一般的に4種類必要。1.代表者個人としての印鑑/印鑑証明書、2.会社代表としての印鑑、3.会社銀行印、4.会社認め印。
- 資本金は一時的な資金。代表の口座に振込をして通帳を証明としてコピーする。登記時に法務局にコピーを提出し、登記後はお金は自由にしてもOK。
- 合同会社設立は勉強時間〜登記までを含めて1か月程見積もっておくと良い。@yutakikuchi_は7万5千円で設立した。
- 設立までにやった事は次の内容。
やる事 必須 手続き場所 必要経費 会社概要の検討/決定 ○ 無し 無し 会社実印の作成 ○ はんこ屋さん 3本セットで8000円 個人印鑑登録 ○ 市区役所 300円だったような... 個人印鑑証明書の取得 ○ 市区役所 300円 登記書類作成システム利用料 × サービス会社 2100円 電子定款作成依頼 × 行政書士 3000円 資本金の払込 ○ 銀行 資本額 資本金の通帳コピー ○ 無し 30円 登記書類の作成/押印 ○ 無し 無し 登記書類の提出 ○ 市区の法務局 6万円(印紙代) 法人印鑑カード取得 ○ 市区の法務局 無し 履歴事項全部証明 × 市区の法務局 一部600円
設立後の役所手続き
設立後にも決め事や書類の届出を各役所に対して行わなければなりません。提出期限があったりするので提出には注意が必要です。以下は原則としてのルールを記載しておきます。特に税務署への届け出は最重要なので期限より早めに対応しておくと良いと思います。おそらく税理士さんに依頼すると直ぐに作成してくれます。僕の場合は登記書類作成システムの利用料の一環で税務署への資料は作成してもらいました。税務署以外の書類は社労士さんにお願いする事になります。※税務署は国税を扱うところで税事務所は都道府県税を扱うところです。間違えないようにしましょう。あと、下の項目に漏れがあった場合はごめんなさい...
銀行手続き
スタートアップの場合法人用の銀行口座を作るのに凄く苦労すると聞きます。特に三菱UFJ、住友、みずほ等のメガバンクは審査のハードルが高く、その逆に信用金庫は作り易い、楽天銀行等のネットバンクも審査がほぼ無いというような噂は良く耳にします。 どこの銀行口座を作るかはいわば会社の見栄のようなものなので労力が掛かるなら地方銀行でも良いのでは無いでしょうか。僕は愛着のある横浜銀行さんで作って頂きました。横浜銀行さんは審査という厳格なものではありませんでしたが、支配人らしき人の面談が10分程ありました。前職ではどんな仕事をしていたのかやどんな会社を作りたいか等細かく質問されますので的確に教えてあげると良いと思います。
履歴事項全部証明書、会社の印鑑登録証明書等の書類を忘れずに持って行けばそれほど難なく作れると思います。メガバンクを狙って行く人はホームページの作成や固定電話の開設等事務所としての設備も整えておきましょう。
※銀行とは関係ありませんが、会社用のクレジットカードを作るのは楽天が良いようです。税理士さんにも薦められました。